砂上脱皮

昨日の夜なんですが、『オカヤドカリが海砂をどう感じるのか』というのを試してみようと８番をプラケースに入れてみたんです。
２０分ほど置いておきましたが、８番は全然動きません。
『８番は警戒心が強いから仕方ない』としばらくおいておいたら、８番がまた貝殻を脱いでしまいました。

見つけたときに貝殻に入れたのですが、ほとんど貝殻に体を固定しようとしないので何度か入れ直しました。
そのときの私の持ち方が悪く、脚を傷つけてしまったようで、数分後脚を１本根元から自切していました。
それを見て『もう触るのはやめておこう』と思い、８番が自分から貝殻に体を固定するまで放っておくことにしまいした。

なかなか寝付けなかったので、何度か８番の様子を見ましたが、８番は貝殻に入れたときの状態のまま動いていませんでした。

脚を自切させたことが体力的に響いているのかもしれないと思っていました。

それが、今朝になって動かなかった原因が分かりました。
今朝、水槽の蓋を開けてみたら、
　こんな状態でした。

見てのとおり、脱皮してます。

ここ数日の体力のない様子や、貝殻を脱ぐ行動は脱皮モードだったからのようです。

私が昨日の夜に何もしなければサンゴ石の陰で脱皮していたんだと思います。
脚の自切もしなくて済んでいたはずです。
本当に余計な事をしました。
今回のことは猛省しないといけません。

　脱皮は無事に終わったようです。
あとは殻が固まるまで他のヤドカリに干渉されないことですが、幸い他のヤドカリは全員砂の中。
どうにかなるかもしれません。