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我が家には古いレコードプレイヤーがありまして、カセットが主流になっても捨てず、引越ししたときもなんとなくとってありました。(捨てるのが面倒だっただけ?)
数年間に久しぶりに聞こうとしたら針が折れているのがわかって、針を探して交換して2・3回聞いてからず~っとほったらかしになってました。
先々週の日曜に母が久しぶりにレコードを聞こうとしたら、ターンテーブルが動かなくなってました。
しかも、『カラカラカラカラ・・・』と妙な音がするし・・・。
とりあえず、できる範囲での分解を試みたところ、ターンテーブルのベルトが切れてました。(正確には溶けてタール状になってモーターの軸に絡んでいたんですが・・・。)
『カラカラカラカラ・・・』という音はモーターの音でした。
動かない原因がわかって直すにしても、交換するベルトがありません。
ネットで修理の方法を調べて見たら、「家電量販店でベルトが売ってた」という記載を見つけました。
探してみようってことで、デオデオ倉敷本店へ。
レコードプレイヤーが展示してるあたりやら、高級スピーカー売り場を探してもそれらしいモノは無く、携帯オーディオや楽器コーナーを探しても無いので、店員さんに聞いてみたところ、「製品ごとの専用品だから取り寄せになる」と返答が・・・。
仕方ないので、取り寄せてもらおうと調べてもらったんですが、ウチのターンテーブルの型番が端末の検索結果に出てきません。
一応、メーカーに問い合わせるということで、日曜の行動は終わりました。
火曜に、メーカーに部品が無いという連絡が来ました。
仕方ないので、どうにかサイズが合いそうなベルトがないかとヤフーオークションで検索したら、合いそうなベルトが出品されてたので落札しました。(オークション以外でもネットで販売しているところが何件かありました。)
送料入れて900円、失敗したとしても惜しくない金額です。
今日ベルトが届いたので、早速修理開始です。
← 写ってる真鍮の棒がモーターの軸です。ココにベルトをかけます。
モーターの軸にこびりついている黒いモノは前のベルトの成れの果て。コレでもかなり取り除きましたが、完全除去できてません。
←の内側の円にベルトを装着。
こんな感じ。
取り付けて、ベルトをモーターに引っ掛けます。
これで、動くかどうか試しました。
モーターのカラカラという音はベルトかけて負荷がかかれば止まるのかと思っていましたが、治まりません。
潤滑させればいいのかと、家にあったKUREの666を使ってみました。
カラカラ音が減りました。
レコードの再生ができるか試します。
無事再生。
この後、数分再生をしてたら、カラカラ音が盛大に復活しました。
このベルトで動くことはわかったので、一旦取り外して、タンテーブルの裏側を開けました。
←コレが中身。
←コレがモーター。
666を裏側からモーターの軸にむけてかけてみたら、カラカラ音は多少減りましたが、完全に消えるということはなし。
数分動かしてみたら、かける量が少なかったせいなのかだんだん音が大きくなってくるような・・・。
何度か裏側から666かけて、多少の効果はあったので、裏側は閉じました。
今度は上側から666を念入りにかけたら、カラカラ音は完全になくなりました。(モーターを1時間回し続けましたが、問題ありませんでした。)
音の原因は潤滑油が無かったのが原因だったようです。
(とはいえ、CRCを潤滑油がわりにしていいのかどうかわかりませんが。)
ノズルをつかったとはいえ666を大量に吹きつけたので、潤滑の必要ない周囲にも飛び散ってしまいました。
それの余計なモノを拭き取っていったら、ちょうど良い具合に前のベルトの残骸も綺麗に拭き取れました。
ターンテーブルが直ったのは良いんですが、アンプのガリのせいで、ボリュームの調節度合いが悪いと片方のスピーカから音が出なくなっています。
どうにかしないといけませんが、どうすればいのかわかりませんし、音は出るのでガマンします。
今回買ったベルトは幅4mm・長さ60cmのモノなんですが、ホームセンターで梱包用輪ゴムに3mm・60cmというサイズのものがありました。
「4mm幅のものがあれば緊急時のベルトの代用につかえるのかも」なんて思いました。