[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2日の満潮時を狙って、港に採集に行ってきました。
『流れ藻も狙えば何か捕れる』というのを書いてあった雑誌を見ていたので今回は流れ藻狙いで行きましたが、最初に行った港は流れ藻はなく、何かの稚魚と妙なエビがとれただけ。持って帰る気になれなかたのでリリースしました。
←妙なエビ
見た感じ、その2種類とフグくらいしかいなかったので身切りつけて、2つ目の港へ。
2つ目の港では、大きな網持って何かを掬っている人が数名。
どう見ても私とは目的が違うっぽい。
私が邪魔になったら悪いので、何をしているのか聞くべきかと思ったら、ちょうど別の人が何をしているのか聞いたところで、その会話が聞こえました。
その人たちは、『アミエビ』を採っているそうで。
その話から推察して、前の港で採った妙なエビがアミエビだというのがなんとなくわかりました。
ちょうどいいことに、アミエビ採っている人と、桟橋の上で釣りしている人の間に結構空きがありまして、そこでなら迷惑にならないだろうと覗いていみることに。
結構小魚がいますがアミメハギではなさそう。
水面を見ながら桟橋を一往復したときに、桟橋に生えている海藻のそばに黄緑色のアミメハギっぽいのがいました。海が藍色みたいな色なのに、魚が黄緑だから目立ちます。
網を持ってなかったので、急いで車に戻って網を持ってきました。
網持ってきたら、アミエビ採りの人に同じ目的だと思われて「分けたげるよ~」と声をかけられましたが、アミエビ目的でないことを説明してから、アミメハギっぽいものを捕獲しようとしたら発見した場所にいませんでした。
網とり行った間に逃げられたかと桟橋をウロウロして探してみたら、見つけた場所のすぐ近くの船の係留ロープの陰にいました。
早速、捕獲。網を入れても逃げようとしなかったので、すんなり捕獲できました。
声をかけてきたアミエビ取りの人が見にきたので、コレ狙いだと説明しました。
ペットショップとかで買うと数百円すると説明したら、「コレって釣りのときの餌とりで群れで居るのに?」と驚いてました。
その説明の後にアミエビ採りの人が1匹見つけてくれたんですが、ソレはすばしっこくて捕獲失敗しましたが、「去年、港の別の場所で釣りしたときにたくさん群れていた」という情報をもらいました。
その後は、特にそれっぽい魚を見ることもなかったので、釣りしている人たちの後ろ側の桟橋と岩壁の間にたまっているアマモの切れ端を掬ってみました。(岸壁側なら迷惑にならないかと思いまして。)
コシマガリモエビが獲れました。
その後は水面見てもアミメハギらしいものが見えず、そろそろ教えてもらった場所のほうへ移動しようかと思ったら、周りにいた人が「兄ちゃんここにエビおるで」と。
アミエビとりの人に間違われて、エビの居場所を教えられるように・・・せっかくの御好意を無碍にするのもよくないので少しの間アミエビ採りしました。
私の道具がどう見ても本気でアミエビとる人の持ち物ではないので、釣り餌がなくなったからアミエビをとっているのか聞かれましたが、獲ったアミメハギ?とコシマガリモエビを見せて「アミエビは家で飼っている魚の餌にするから大量には必要ないので」と説明しておきました。(実際、餌にはできますし。)
私の道具ではアミエビとる場所を教えられても届かなかったりで満足な量とれないので、しばらくすると周囲の人たちも指示しなくなり、この場所はやめて教えてもらった港の別の場所へ。
こっちでもアミエビ採っている人がいたので、アミメハギが居るかいないかだけ見て、いなかったらさっさと帰ることにしました。
何匹かいるのを確認して、網をいれましたが、網を入れたら即逃げられ、おしいところまでいった1匹は網を水面に出す直前に跳ねて逃げられました。
その後はアミメハギっぽい魚の姿は見えず、漁協の近くの場所だったので漁協の前にはいかないほうがいいかと思って、数分で採集は終了しました。
成果としては、アミメハギ?1匹、コシマガリモエビ6匹、30匹ほどのアミエビでした。
ネットで調べたら、カワハギの幼魚の情報がありまして、それと比べると色や形が似てます。
海水魚のサイトの掲示板でも聞いてみたら、「カワハギの稚魚だと思う」とご意見をいただき、コレはカワハギの稚魚ということで、一旦結論づけました。
もし、カワハギの稚魚ならアミメハギと違って、大きく育つのは必定。
だったらコイツは水槽慣れする前に逃がさねばと思いましたが、せっかく獲った個体を逃がすのも惜しく、アミメハギを採ったら入れ替わりで逃がそうということで昨日再度港へ採集へ行ってきました。
前に行ったときには漁協の前だからと避けて見てすらいなかった場所にアミメハギが群れてました・・・・前に行ったときに見るだけでもしておけばよかったです。
明らかにアミメハギとわかる個体に混じって、コレと同じタイプの個体も群れてました。
群れてるから網入れればどうにかなるだろうと採集をはじめましたが、群れているとはいえそう簡単には捕まってくれず。
結構苦労して、40分で4匹捕獲に成功しました。
網目模様を確認したら、1匹は網目模様がよくわからないのタイプだったので逃がしました。
帰ってバケツにエアレーションした状態で置いておきましたが、夜に再度確認すると、
網目模様がなさそうな個体が1匹。
確かに模様は確認して選別したはずなんですが、採って選別するときに欲張った目でモノを見ていたせいで気付かなかったのかと思いました。
まぁ、カワハギの子なら後日逃がしてくればいいと思い、一旦水槽に合流させました。
合流させたとたん、威嚇のためか皆一斉に色が濃くなりました。
そうなったら、に網目模様らしきものが・・・。
コッチも(弱っているのか色が薄いですが)網目模様っぽいものが浮かびました。
この2匹()を観察してみましたが、どうも網目模様があるといえばあるような・・・・。
調べてみたら、こんな情報がありました。
だとすると、この2匹もアミメハギってことなんでしょうか。
ちょっと良く分からないので様子見ます。
もし、アミメハギだったのなら、漁港で選別した1匹もそうだった可能性が高いわけで、逃がしたのがちょっと惜しい・・・。